脂肪注入法の主な手順と内容について

 

脂肪注入による豊胸手術の場合、「脂肪吸引」が先に行われます。

 

自分の体の脂肪を使うことになるからです。

 

おなかや太ももなどがよく使われます。

 

ですから……

 

「バストアップ」だけではなく、「部分やせ」も同時に行う

 

……といった考え方もできます。

 

これまででしたら、この用意した脂肪をほぼそのまま使っていました。

 

ですが、これだとあまり定着率がよくありません。

 

いくら自分自身の脂肪とはいえ、体の一部とはならず、排出されてしまうのです。

 

一応のメドとしては、定着するのは注入したうちの30〜40パーセントと考えておきましょう。

 

そこで開発されたのが……

 

・脂肪幹細胞注入=細胞分裂を盛んに繰り返している「幹細胞」を選んで使う

 

・コンデンスリッチ=取り出した脂肪を濃縮して使う

 

……といった方法です。

 

これらにより、定着率はうまくいけば80パーセントかそれ以上にもなります。

 

このように同じように「脂肪注入」といっても、今では手術の方式がいくつかあります。それにより、手術にかかる時間も異なります。

 

従来通りの方法ならば1〜2時間程度、幹細胞注入ならば短くても6時間、コンデンスリッチで2時間程度です。

 

もちろん、どのくらいのバストアップを狙うかや、本人の体質などでも違ってきます。

 

特に幹細胞を使う場合、取り出す脂肪の量は多くなります。そのため、ヤセ型の人では実施することができません。できる人の場合も、体への負担も大きめです。

 

とはいえ、どの方法を使っても、入院せずに日帰りですませるのが一般的です。

 

抜糸までには1週間ぐらいかかります。痛みやハレ、内出血も2〜3週間ぐらいはあると考えておきましょう。

 

体を洗うのは、手術後2日後ぐらいからで、この時は下半身のみです。おふろに入れるのは抜糸後2日ぐらいのちから、スポーツも3週間ぐらいたってからです。